さて今日は、ワークを継続的に実践していると、
どのような可能性が開けてくるのかについてお話します。
ワークをするときは「なるべく動機を持たないように」
といわれています。それはつまり、
オープンマインドで行うということだと思っています。
もちろん、まったく動機ゼロにすることは難しいもの。
頭を整理したい、とか、心のモヤモヤをすっきりさせたい、
怒りや悲しみから逃れたい、
などの期待があるのは自然なこと。
そしてオープンマインドとは、
信頼して委ねることなので
「こうなればいいな」という気持ちを
できるだけ手放すように心掛けたいものです。
今、マインドフルネスや瞑想がブームになっていますが、
集中して仕事を効率よくこなし、成功するためにする、
という人もいるかと思います。ただ、
それがゴールになってしまうと、
本来の大切なエッセンスを失うことに
なるのではないでしょうか。
その上で、ワークを日常的に行っていると、
見えてくる可能性についてお伝えします。
その1.悩みや苦しみのからくりがわかるのでそれに振り回されたり、ドラマに巻き込まれたりすることが少なくなる。
その2.まじめすぎたり、深刻になることがなくなり、自分の人生を、映画を見ているような感覚で客観的に楽しめるようになる。
その3.自分の考えを知り、出会い、受け止めることで、自己受容が努力なしに育まれる。
その4.「こうあるべき」から自由になることを許すことで、もっと大きな可能性を生きられるようになる。
その5.「あるがままの現実」を愛するとはどういうことなのかを理解し、それを実践できるようになる。
その6.思考(マインド)が心(ハート)のなかでくつろぎ、自分の中の戦争がおわることで、外に見えていた景色も変わってくる。
その7.愛や承認を外から求めるのではなく、自分の内にあることを理解することで、人を無条件に愛するこることが容易になる。
その8.あれをするべきではない、これを言うべきではないという思い込みから解放されるので、コミュニケーションが自然に起こり、アサーションがスムーズにできる。
その9.そこにある奇跡や相互関連に気がつくようになることで、感謝の気持ちや幸福感が勝手にわいてくる。
その10.恐れがワクワクに代わることを体験できるので、恐怖が減少する。
その11.自分にとって何が真実なのかがわかりやすくなる。
その12.良い、悪いという二元性を超えた非二元をハートで理解できる。
その13.ビリーフ(思い込み)を構成する思考の粘着力が弱まり、勝手に離れていく。
これらがすべて1回のワークで起こるとは言っていませんが、
多かれ少なかれ私が自分自身で実感していることです。
そう考えてみると、いまさらながら、ワークってすごいなあと思います。
ワークに心を開いていると、上に書いたような
気づきが、自然に育まれるとでもいいましょうか。
だからと言って、私がものすごくいい人になったわけではありません。
誤解を恐れずに言えば、より自分らしく生きられるようになった
ということなのかもしれません。
あなたは、自分の可能性に興味がありますか?
より自分らしく生きたいですか?